十人十エロ

四国で田舎暮らし。春夏秋冬、いろんなことに興味津々。

【林業】愛媛県の林業新規就業ガイダンスに行ってきたよ

 

平成29年2月12日(日)、愛媛県林業新規就業ガイダンスに行ってきた。

 

udon459.hatenablog.com

まず、受付を済ませ、15分ほどの映像を見る。
林業ってこんなもんだよーっていう概要の映像。
大抵、こういう映像って良いことしかいいません。

 

ちなみに来場者は、ほとんどいません。
私がいる時間の間(1時間半ほど)で、
5人ほどだったんじゃなかな?
少ない!!職員の方が多い!

 

映像の後、各地域の林業組合の担当者から事業説明を聞けた。
とりあえず、自分の住んでいる隣の林業組合のところに行く。

 

いろんな疑問を聞けてよかった。
例えば、

「山、結構、登るんですか?」
今は、登ってもほとんど30分以内、
車が入れる所しか行かないそうだ。

 

季節労働ってできますか?」
それは難しいらしい。

 

「時期や季節によってやることって違うのですか?」
とにかく1年中、木を切り出している。

 

「木が1本数千円なのに採算とれますか?」
今はとにかくいっぱい切るらしい。

 

総合的に思ったこと、

古い体質。

 

話していたおっさんは
「君は33歳かぁ、そろそろ結婚しないとね」
とまで言ってきた。

おっさんの考えも古いけど、
業界としても古い考えなのだろうな、という印象。

 

とにかく多売薄利になっちゃってるみたい。
こういう業界って好きじゃない。

このおっさんも
「もうこれしか出来ないから、この仕事をやってる」
というふうにしか見えない。

 

林業は農業のように自然相手なので休めないのかもしれない、
他業種よりも危険がいっぱいなのかもしれない、
しかし、人手不足ですというわりに非常にハードルが高い。

 

なんか、林業って困った業界だな、という印象。

 

たくさん木を売らなくても採算が取れる方法を考える。
木を売らず、体験を売るとか。

 あと、必要なのは働き方改革!(ベタやな〜)

日本政府が働き方改革を進めている理由

  1. 人口及び労働力人口の減少
  2. 長時間労働の慣習を改善する必要性
  3. 多様性と生産性向上

 

それが必要だなと我ながら、思ったのです。

 

林業って複雑ですね。
「他人の山で、木を育て、切らせてもらう」
という、なんかシンプルじゃない。
営業活動もやってるみたい。
もう?(ハテナ)ですね。