十人十エロ

四国で田舎暮らし。春夏秋冬、いろんなことに興味津々。

徳島県三好市に移住しました

oboke


今回は「田舎への移住について」、書いてみたいと思います。


私は2013年に徳島県三好市に来ました。
ラフティングガイドをやるためです。

「田舎に移住するぞ」といった感じではなく、
ラフティングのお仕事がやりたかったので、
他のことは何も考えず、引っ越して来たという感じです。
その後、この地域が気に入って、移住することにしました。


【住むところについて】

初めは会社の寮(一軒家を借りたもの)に住んでいましたが、
今年から、自分のお家に住んでいます。
ラフティング会社の社長に紹介していただいた空き家です。

実際、空き家はけっこうあります。
しかし、持ち主は他人になかなか貸したりしないようです。
家の中に物がいっぱいあるから、遺品がいっぱいあるから、
年に数回親戚が集まるから、
もし誰かに貸すにしても改修しないといけないから、
などといった理由でなかなか貸していただけないものです。

また全く知らない他人に貸したくないという方もいるようです。
しかし、ラフティング会社の社長が地元の方であったこともあり、
私の場合は快くお家を貸していただけました。

私が思うに、ここの地域(徳島県三好市)は
よく言われる閉鎖的な田舎では無いと思います。
ラフティングや祖谷温泉と言った観光地であり
人がよく訪れる地であることが大きいと思います。

それと私の職業にも関係していて
私が「ラフティングしてます」と言うと
すぐに受け入れてくれる方が多いような気がします。


【仕事について】

毎年、ラフティングガイドが春になったら集まってきます。
年中ここに住んでいるガイドの方はほんとうに少ないです。
ほとんどの人は、職を求めて他の地域へ行ってしまいます。

仕事はほんとうに少ないです。
しかし全く無いということではありません。
ここ徳島県三好市は日本三大秘境である「祖谷」地域があり、
宿泊施設のお仕事がまあまあ、あります。
コンビニ、スーパー、工場もありますし、
選ばなければ、仕事はあると思います。
都会にあるような若い人がやりたがる仕事はあまりありません。
しかし時給は都会に比べると圧倒的に低いです。

季節によってお茶摘みのお仕事とかもありますが
農業のお仕事はあまり見かけませんね。

仕事の心配をすごくされます。
なぜなら仕事が本当に少ないからです。
20代から30代の方が本当に少ないです。
仕事が無いので、20代から30代の若者たちは、この地を出て行くようです。
40代、50代でも若い部類に入りますから。笑
やっぱり60代以上の方が多いです。

よく言われることですが、
田舎に住むなら、どこかに雇われて仕事するのではなく、
自分で仕事を作っていける人じゃないと暮らしていけないです。
田舎ではフリーランスが強いです。競合も少ないですから。

今の私はその段階にいますね。