十人十エロ

四国で田舎暮らし。春夏秋冬、いろんなことに興味津々。

【林業】林業で働きたい人におすすめの本を紹介します

最近、林業に興味を持ち始めて、本やネットから
いろいろ情報収集をしている。

 

まず「なぜ、林業なのか?」ということを説明すると、

 

今住んでいる、徳島県三好市というところは
ほとんどが山だ。森林である。
その山と山の間を吉野川が通っていて、
吉野川沿いに人間が住むところが広がっている。
しかし、山の上に住んでいる人もたくさんいる。
農地があまり無い。
その代わりに、山地があるようなところだ。
そんな山間部で仕事を探すとなると、山という資源は無視できない。

というところから、「林業」という私の就職活動の選択が始まっている。

 

まず、1冊目。
「山で働く人の本―見る・読む林業の仕事 編集: 全国林業改良普及協会」

ルポ「林業最前線」ということで、林業に従業している12人の方の
インタビューが掲載されていて、かなりリアルな状況を知ることができる。

これを見ていると異業種から転職した人がほとんどで、
家業でやっている人もいるが少ない。
転職した人たちがどういった経緯で、この業界に入って来たのか
といったことが、書いてある所が為になる。

さらに各人の勤め先の雇用データまで載っているので、
業界の雇用状況のイメージがしやすい。

後半の「山村での暮らし」という章では、
様々な田舎暮らしあるあるが書いてある。
ご近所付き合い、近所の噂、不動産事情、自動車、なかには消防団に至るまで、
田舎暮らしのメリット・デメリットが書いてある。

かなりおすすめの1冊である。

山で働く人の本―見る・読む林業の仕事

山で働く人の本―見る・読む林業の仕事

 

 

次、2冊目。
森林で働く(なるにはBooks

この本を読んで心に残ったことは、
林業はとにかく体力仕事でつらい」ということが書かれている。「木の苗を運ぶ為に、体力のある若者は1時間以上も
30kgの苗を背負い、登山した」いったようなことが書かれている。
こんなの見たくなかったとも思ったが、それがリアルだ。

もう1つは森林で働くにはいろんな選択肢があるよということを教えてくれる。
炭焼き職人、きのこ生産者、木工職人、猟師、
森林インストラクター、樹木医など。
いろんな選択肢があるということは、潰しがきくので良いことだ。

森林で働く (なるにはBooks)

森林で働く (なるにはBooks)

 

 

 最後、3冊目。

林業男子 いまの森、100年先の森」

林業をオシャレに魅せて(見せて)くれている本だ。
比較的、若者の林業者のことにピックアップして書かれている。
私はできれば、同年代の人たちと働きたい
という思いがある。
そんな私にとっては勇気をもらった。

林業男子 いまの森、100年先の森

林業男子 いまの森、100年先の森

 

 

以上、今回は3冊でした。

今後は具体的な林業の技術が掲載されている本も
読んでいきたいなと思います。