【映画】告白を観た感想
2010年、松たか子主演の映画です。
今さらながら、観ました。
めちゃくちゃ良い映画です。
ストーリー展開、衝撃的でしたね。
「本当は違うんかい!」の連続です。
この映画を観た直後、2つのことを思いました。
1つは「みんな、自分勝手だな」と。
みんないろんなことを企てるんだけど、結局自分のことしか考えていない。
復讐したい、愛が欲しい、世間の話題になりたい、などなど。
なんだかんだ、他人のことを思い遣っているのは、
少年Bの母親と熱血教師ぐらいじゃないですか?
クラスメートたちも所詮は、各個人が
仲間外れにされたくないと言う想いです。
もう1つは、これは「悲劇ではなく喜劇」なんじゃないかな、と。
見終わった後は、なんか、清々しさを感じた。
可笑しいんですよね、勘違いや失敗の連続が。
皆それぞれに、違った信念があって、それを元に行動する。
答えは自分の中にあると思っているが、
行動の後に、ことごとく答えが違うと気付くんです。
もう裏切られまくりです。
しかし、私の最近のテーマ「みんな、自由に生きていい」が、
この映画にあるんですよね。
みな、違う生き方をしています。それがいい。
悲劇だけど、可笑しい。
この映画を見ると、日本映画の深さみたいなものを感じます。
ハリウッド映画って単純だなって。
私がおすすめするまでもないが、まだ観ていない方には超おすすめです。